コーチング学研究Vol.32 No.2 2024 論文掲載
コーチング学研究Vol.32,No.2,2024に、本学科の伊佐野 龍司准教授の論文が掲載されました。
題目:ゴール型ボールゲームにおける「ボールを持たないときの動き」の動感図式の呈示に関する実践的研究
-サッカーを題材にして-
著者:伊佐野 龍司、大嶽 真人、坂本 宗司
掲載:p.117-p.132
<研究概要>
本研究は、指導者養成機関における実技実習(サッカー)を履修する学習者1名(考察対象者)を対象に、サッカーにおける自己観察の実践を通じて、ゴール型ボールゲームの「ボールを持たないときの動き」の動感図式を呈示することを目的としたものである。分析結果より、考察対象者の「ボールを持たないときの動き」が3つの機能単位を含む類化形態にまとめられた。またその他にも、本質直観の手続きを取ることで類化と種化のバリエーションが抽出され、考察対象者の「ボールを持たないときの動き」の動感図式の呈示に至った。