論文掲載
本学科の関助教,青山教授らの研究グループの論文がスプリント研究に掲載されました.スプリント研究は,日本スプリント学会の機関誌です.
110mハードル走や100mハードル走などのスプリントハードル種目では,スプリント能力がパフォーマンスに大きく影響することがこれまでに明らかにされてきました.しかし,これらのハードル走におけるインターバル区間の走動作と,ハードルなしのスプリント走動作を直接的に比較した研究はほとんどなく,支持脚各部の役割に着目して行われた研究はありませんでした.そこで,本研究ではスプリントハードルのインターバル区間とハードルなしのスプリント走の支持脚各部の動作や機能の違いを調べました.その結果,スプリントハードルにおけるインターバル区間の走動作は,ハードルなしのスプリント走よりも身体の上下動が強調されたものであったことが明らかになりました.
題目:スプリントハードルにおけるインターバル走とスプリント走の比較:支持脚各部の発生運動量に着目して
Comparison of function of the support leg between sprint running and interval running of sprint hurdles
著者:関 慶太郎,長野 友紀,三木 圭太,青山 清英
スプリント研究 29巻 1–8ページ