論文 Journal of Sports Sciencesに公開

本学科 関慶太郎助手、ユヴァスキュラ大学 Heikki Kyröläinen教授、筑波大学 榎本靖士准教授らの研究グループが投稿した論文がJournal of Sports Sciencesに公開されました。Journal of Sports Sciencesはスポーツ科学分野における国際的に著名な学術誌の一つです。
本研究は、ランニング中の身体の上下動が運動の効率に影響することに着目し、走路の傾斜を変えることによって身体の上下動と効率を変化させ、その際の下肢の動作と筋活動の変化から効率に影響する要因を検討しました。その結果、上り傾斜において身体を挙上するための膝関節のより大きな伸展と足関節のより大きな底屈がエネルギーコストの増加に影響していることが明らかになりました。

題目:Biomechanical factors affecting energy cost during running utilising different slopes
著者:Keitaro Seki, Heikki Kyröläinen (University of Jyväskylä, Finland), Kanami Sugimoto(弘前大学), Yasushi Enomoto(筑波大学)
雑誌:Journal of Sports Sciences
doi: 10.1080/02640414.2019.1676527

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実際の測定風景
上り傾斜、平地、下り傾斜における動作の例