特別講義実施

本学科では日本スポーツ協会公認コーチ養成(共通科目)科目認定校として、ライセンス必修科目として「コーチング論」を開講しており、この科目の他日本スポーツ協会が定める所定の科目の単位取得により、卒業時に一括申請を行い、日本スポーツ協会公認コーチ(共通科目)の修了者と認定され、個々の専門種目やトレーナーなどの「専門科目」のカリキュラム受講と筆記・実技試験を経て、公認コーチライセンス取得に繋げています。
今回は、女子バレーボール北京五輪日本代表であり、現役引退後、聴覚障がい者の女子バレーボール日本代表監督を務め、2017年サムソンデフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)にて、無敗での金メダル獲得に貢献された、狩野(川北)美雪監督にお越しいただき、現役時代のオリンピック出場までの足跡と、引退後にデフリンピック代表監督になった経緯、聴覚障がい者アスリートに対する指導の現場をお話しいただきました。障がい者スポーツで、且つ球技・チーム競技での世界一を取っているのは、デフバレーくらいしかなく、前例がほとんどない状態から、チーム作りをされてきた監督業の難しさや楽しさを知る、大変貴重な機会となりました。

狩野(川北)美雪氏
授業の様子