特別講義実施

本学科では日本スポーツ協会公認コーチ養成(共通科目)科目認定校として、ライセンス必修科目として「コーチング論」を開講しており、この科目の他日本スポーツ協会が定める所定の科目の単位取得により、卒業時に一括申請を行い、日本スポーツ協会公認コーチ(共通科目)の修了者と認定され、個々の専門種目やトレーナーなどの「専門科目」のカリキュラム受講と筆記・実技試験を経て、公認コーチライセンス取得に繋げています。
今回は、「トップアスリートのセカンドキャリアを考える」と題して、アトランタ、シドニー五輪代表でシドニー大会では女子自由形短距離初の決勝進出(7位)、女子メドレーリレーでは銅メダルを獲得された、源純夏氏を講師として招き、現役時代の成長の様子や、現役引退後の進路選択で苦悩したことなどをレクチャーしていただきました。その後、学生達が考える「セカンドキャリアを迎える前、現役時代にどのような指導をする必要があるか」について、受講生と源氏とで論議を行い、その結果、ジュニア時代のコーチは、選手の競技力だけでなく、デュアル・キャリア教育ということも視野に置いて指導・教育を行なうことが必要であると認識されたことは、今後コーチ職や教職に就こうとする者が多い本授業の受講生にとって、大変有益な情報収集・情報交換の場となりました。

源純夏氏