教育課程編成・実施方針

教育学専攻は、教育学及び体育学の学問分野を柱に、基礎的研究能力を有する研究者および高度な専門知識をもった人材を養成することを目ざしています。それゆえ、本専攻では、教育学及び体育学のさまざまな分野の知識や理論、課題や手法などに関する幅広い科目を開講し、教育あるいは体育の特定の課題を深く掘り下げ、新たな知見を導き出すための力が身につくような教育課程を編成しています。教育課程の編成にあたっては、自主創造の精神を重視し、グローバル化する知識基盤社会において必要となる、高度な専門性と幅広い教養、高い倫理観を形成できるような、多様な科目を選択できるようにしています。

博士前期課程では、教育学及び体育学のさまざまな分野の幅広い科目を開講し、学生が自主創造の理念のもと、自分の問題関心に照らして必要な知識や理論、課題や手法などを選択しながら、体系的に修得していくことになります。同時に、修得した知識や理論、課題や手法を用いて、自らが設定した課題についての新たな知見を導き出した修士論文をまとめていくことで、一定水準の十分な研究能力を身につけることになります。

博士後期課程では、一定水準の研究能力を基盤にして、特定の指導教員の指導のもと、より深く広い知識や理論、課題や手法を学びながら、教育学及び体育学のさまざまな分野の中から特定の研究課題を設定し、体系的・組織的に探究を深めていきます。各自の知的探究を学術的に高い水準の研究成果へととりまとめていく指導をおこなうとともに、それらの成果を博士論文としてとりまとめる力を身につけることになります。

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