第59期 木内将司さん
合格した自治体:東京都
◆教員を目指したきっかけ
恩師の1人である中学校の担任の先生にリーダーとしての素質を見出して頂きました。自分も先生のように、より多くの子供たちに可能性や素質を見出したいと思ったからです。また、体を動かすことが大好きなので、体育の教員になれば、生涯、体育やスポーツに関わることが出来、体を動かすことができると思ったからです。
◆入学後、教員になるために取り組んだこと
水泳のSA(スチューデントアシスタント)制度を使い、自ら考え、指導補助をしていくことに挑戦しました。また、特別支援学校生活支援員として中学校に赴き、実際の教育現場で授業補佐、部活動指導を行い、宿泊行事にも積極的に参加しました。
※SA(スチューデントアシスタント):きめ細かな学習支援を実現するために、学部生が実験や実習の授業で補助業務を行う制度
◆教員採用試験合格のための準備、対策
教員採用試験に合格する事が目標ではなく、今後どのような教員になりたいのか、どんな事がしたいのかを目標にし、ただ勉強をするのではなく、自分の指導の引き出しを増やすために勉強をしていました。
勉強方法としては、大学が開催している対策講座や東京アカデミーの講座も毎回参加し、その都度復習をしていました。また、東京都は問題量が多いので、読み間違えることのないように、かつ早く読めるようにしていました。専門教養は、東京アカデミーの問題集と過去問を繰り返し行いました。どちらも、ルーズリーフにカテゴリー別でまとめてファイルにして復習をしていました。小論文は、教育実習でお世話になった先生方や卒業生の合格者の方々の小論文を参考にして、自分なりにまとめた論文を3つ書き上げてひたすら暗記をしました。試験当日は導入の部分だけ少し考えて、後は暗記したものを書いて30分で書き終わりました。対策は1ヶ月前から行い、3日前に完璧に暗記をしました。
◆目指す教員像
生徒、教員に信頼される教員
1人でも多くの生徒に良い影響を与えられる教員
◆大学で印象に残ってる行事や教員になるきっかけになった授業
スポーツ実習(器械運動)では、技の上達だけでなく、準備運動の大切さを教わりました。また、教育実習を通して、改めて教員になりたいと強く思いました。
◆教師を目指す後輩たちにメッセージ
教採はなんとかなります!たくさん勉強しようと思っても、難しいので、短期間で集中して取り組むことをお勧めします。試験に合格することはただの通過点でしかありません。教員になりたいという気持ちがあれば、自ずとやる気も出てくるはずなので最後まで諦めずに頑張ってください。