2017年度教員採用試験合格者インタビュー
今年度も多くの卒業生が教員として新たな場所で活躍しています。
今回は教員採用試験に現役合格した卒業生の中から2名にインタビューを行いました。
ぜひ、ご覧ください。
河井大樹さん(静岡県教員採用試験合格)
体育学科の印象的な授業は何ですか?
私にとって印象的な授業は、2つあります。
1つ目はコーチング論です。この授業は、複数の教員が交代で授業を行うため、様々な視点からコーチングについて学ぶことができます。今までは指導“される”立場でしたが、この授業を通して指導“する”立場からの視点を学び、教員に生かす知識を身につけることができました。
2つ目は保健体育科授業実践です。この授業は、教師役と生徒役で模擬授業を行い、各グループで授業の振り返りを行います。受講対象が3・4年生のため、同学年だけでなく、先輩や後輩の様々な意見・考え方に接することができます。この授業を通して、保健体育の教員として「実技」を行うだけでなく、多くの生徒に「保健体育」を好きになってほしいという気持ちが高まりました。
教員を目指す受験生に一言お願いします。
体育学科に入学すると多くの仲間ができます。同学年はもちろん、授業や行事、実習を通して上級生・下級生とも繋がりができるのが大きな魅力です。また、自分の知らないスポーツ競技を専門とする学生が身の回りにいるため、多くのスポーツ競技を知ることができます。学生の中には日本代表として活躍するトップアスリートも多くいます。また、先生方とは授業だけでなく、教員採用試験の論文添削や実技指導など様々な場面で深く関わることができます。
大学生活は楽しいことばかりです!しかし、自分の目標は見失わず、夢に向かって全力で取り組んでください!必ず、夢は叶います!
雨倉冴子さん(東京都教員採用試験合格)
教員になるためにどのような取り組みをしましたか?
実践的な取り組みとして、水泳SAと中学校での水泳補助指導に特に力を入れてきました。水泳SAは、1年次開講のスポーツ実習(水泳)にてスチューデント・アシスタントとして授業補助を行う学生のことです。2年次より水泳SAを担当し、水中での危険要素など授業の安全面を考慮して、授業進行を補助するといった実践的な学びができました。
これらの水泳指導を通じて、自分の声が学生や生徒に上手く通らないなど悪条件の中でも指導することが求められ、やらなければ分からない多くの困難にぶつかりました。しかし、指導する仲間と共に指導法について考え、実践しながら困難な問題を克服し力をつけることができました。
教員を目指す受験生に一言お願いします。
体育学科では、かけがえのない多くの仲間と出会うことができます。それは、アクティブラーニングを用いた授業での交流、実習体育祭などの行事を通して、学年・クラスの枠を超えて繋がりができるからです。また、先生方とも授業だけでなく、教員採用試験の対策講座を開講いただくなど、様々な面で関わることができます。
受験生のみなさんも、体育学科に入学して大切な仲間を作ってください。そして、やることには全力で取り組んでください。必ず、良い結果が待っています!