2016年度教員採用試験合格者インタビュー
今年度も多くの卒業生が教員として新たな場所で活躍しています。
今回は教員採用試験に現役合格した卒業生の中から2名にインタビューを行いました。
ぜひ、ご覧ください。
加藤真一さん(静岡県教員採用試験合格)
どのような教員採用試験の対策を行いましたか?
まず、受験する自治体の出題傾向を調べることから始めました。効率的に勉強を進めるためには必須です!調べなくては始まりません!調べることで、私は自分に合った勉強法を確 立することができました。例えば、時事問題については教職雑誌の定期購読やSNSを利用するなど隙間時間を活用した勉強法を実践しました。
面接対策に関しては、教員志望者を支援する教職センターを大いに活用しました。教員養成に力をいれている文理学部ならではのセンターです。私は毎日のように教職センターに通い、面接の練習だけでなく教員を目指すうえでの悩み事などさまざまな面で助言をいただきました。
実技試験に関しては、各競技の専門者が身近にいる体育学科の強みをいかして取り組みました。授業後に先生から直接レクチャーを受け、友人と体育施設を利用し練習を行いました。
教員を目指す受験生に一言お願いします。
教員採用試験を通して、小さな積み重ねが大切だと強く感じました。私は効率の良い勉強を行うために、隙間時間を上手く使うよう心がけていました。ただ、勉強を続ける中で辛いことは沢山あります。その時は教員になる自分を想像するなど、自分のやる気を高め勉強に取り組みました。また、困ったときは親や友人、多くの人から元気をもらいました。
最後に、教員を目指すにあたり、私は大学で経験した多くのことが生きてくると感じます。だからこそ、大学生活を大いに楽しみ、様々なことに挑戦し、より多くのことを経験してください。きっと自分の思い描いていた未来がぐっと近づいてくるでしょう。
小池真悠子さん(東京都教員採用試験合格)
教員になるためにどのような取り組みをしましたか?
教員免許取得のためには、特別支援学校や社会福祉施設で介護等体験を実施しなければなりません。この制度が私にとって新しい経験へ踏み出すきっかけとなりました。私は大学3年生で訪れた社会福祉施設でボランティアを始めました。施設では、言葉を声に出せない方も多く、普段の行動から何をしたいかなどを察して行動することが求められます。また、毎日予想外のハプニングがおこり、臨機応変に対応しなければなりません。最初は察することもできず、判断に迷うこともありました。しかし、共に過ごすことで各々の習慣や雰囲気に気づき、適した行動を促すことができるようになりました。
今後、教員として日常生活から生徒の考えを察し、予想外のハプニングにも臨機応変な対応を瞬時に選択することができると自信になりました。
教員を目指す受験生に一言お願いします。
試行錯誤を繰り返し、行動に移す。教員を目指しているのであれば行動してください。何事にも一生懸命になれるのは今だけです。だからこそ、この大学生活で遊びも勉強も、やりたいこと全てに一生懸命に取り組んでください。嫌なことがあっても逃げ出さないことが大切です。様々な経験が教員生活に活かされていくでしょう。
ぜひ、大学生活で何事にも一生懸命に取り組んでいってください。