2015年度教員採用試験合格者インタビュー

今年度も多くの卒業生が教員として新たな場所で活躍しています。
今回は教員採用試験に現役合格した卒業生の中から2名にインタビューを行いました。
ぜひ、ご覧ください。

近藤辰哉さん(埼玉県教員採用試験合格)

教員になるためにどのような取り組みをしましたか?

教員は話すことが出来なくては生徒に理解させることはできないと思い、人前に立って話す機会を自らつくるようにしてきました。

私の場合は実習体育祭の実行委員をやっていたのですが、その中で役職に就き何度もみんなの前で説明をしたり指示を出したりしました。その成果として、教育実習で生徒を目の前にした状況でも緊張することなく話をすることが出来ました。

体育学科での印象的な授業は何ですか?

鈴木理先生の保健体育科実践演習という授業が一番印象に残っています。

授業では模擬授業を行いますが、模擬授業後は課題や改善点を受講生で話し合い、当たり前に使われている言葉(走る、跳ぶ、スペース)はどのような意味をなしているかを考えます。正直わからないことの方が多かったのですが、この授業を通して当たり前に使っている言葉ほどあいまいなものはないと感じることが出来ました。

大内巴瑠子さん(東京都教員採用試験合格)

体育学科での印象的な授業は何ですか?

3・4年次に受講した保健体育科授業実践演習という授業です。3年次では、教材理解の講義、指導案作成、模擬授業の実践を行い、4年次では、3年生が半期にかけて模擬授業を行い、授業を受けていく中での学生の成長・変化について研究、授業サポートを通してより深い教材理解をしていく授業です。2年間にわたり授業研究を行うことができ、ためになる授業でした。

教員を目指す受験生に一言お願いします。

教員採用試験に合格するために、勉強することはもちろん大切ですがどのような教員になりたいか、どのような児童生徒を育てたいかという自分の考えをしっかり持っていることがとても大切だと思います。

私自身、ゴールはただ試験に合格することではないと、たくさんの先生に教わりました。また、勉強だけでなく、バイト、部活・サークル、アルバイト、遊び、、、大学生活でのたくさんの経験を通して、人として成長することが教師になってから大切なことなのではないかなと思います。大学生活すべてをやり切って、夢に向かって頑張ってください!